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メントがあれば提出してほしい旨の要請があった。また、IEC/TC18とISO/TC108/SC2のLiaisonを確立させたいとの意見が出され、議長より、この件はTC18のWG16を通して行いたいとのことであった。
11.8 WG22−Electrical installations of pleasure craft
関連文書:18(Kista/WG22)30
WG22ではpleasure craftの電気設備に関する規定(IEC92−507として発行の予定)を新規に作成中である。現在回章されているものは、18/804/CDである。
WG22のConvenerが、報告書18(Kista/WG22)30をもとに作業経過を報告した。
本改正案は、議題11.4で問題となったことと同様に、「規格をStand−aloneとすべき」かどうかについて投票を行うこととなった。結果は以下の通り。
Stand−alone規格とすることに賛成:Canada,China,France,Netherlands,Norway,Porland,Portugal,United Kingdom,USA,Russia
Stand−alone規格とすることに反対:Germany,Italy,Sweden,Japan
報告書18(Kista/WG22)30等に記載されている通り、NWIPへのコメントとして多くの国より、ISO/TC188との調整を行うべきとの意見が出されていた。この件に関し、議長がInitiativeを取り、ISO/TC188との会合を行うとのことであった。
11.9WG23−Accumulator batteries
関連文書:18(Kista/WG23)23A
WG23のConvenerが、報告書18(Kista/WG23)23Aをもとに作業経過を報告した。
本件に関するNWIPはまだ提出されていない。Convenerより、早急に提出するとのことであった。
11.10 WG24−A.C.supply systems with voltage in the range above 1kV up to including 11kV
関連文書:18(Kista/WG24)24A
WG24のConvenerが、報告書18(Kista/WG24)24Aをもとに作業経過を報告した。
NWIPはまだ提出されていない。Convenerより、早急に提出するとのことであった。
Convenerより、High−voltage switchgearについては、WG24の所掌の範囲外であり、別なWGを作るべきであるとの見解が示された。(議題11.6および16参照)
この後、規格が対象としている電圧が11kVを上限としていることについて、これを15kVに引き上げたいとの意見が出された。使用電圧としては11kVを上限とすることで問題ないようであるが、電気機器側の機器定格として15kVが必要な場合があるとのこと。
これに関し、投票を行うこととなり、投票の結果、反対の国はなく(Franceは棄権)、15kVを上限とすることとなった。

 

 

 

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